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MRIの禁忌に持続血糖測定器が加わった?!

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先日、医療安全委員会なるものに出席していた際に、放射線科から要注意の情報がでてきました。それは、持続血糖測定器についての注意喚起です。


最近では、24時間の血糖の変動を簡単に測定できる機器が登場しています。上腕にペタッと貼るだけで血糖を持続的に測定できる優れものです。


この測定器によって、昼夜を通して高血糖および低血糖のパターンが分かり、低血糖リスクの予防に威力を発揮します。


少しずつ糖尿病患者さんの間に浸透しているようですが、この測定器を貼ったまま MRIを施行すると、誤作動を起こして血糖値が狂ってしまう可能性があるとのことです。


誤った血糖値のデータをもとにしてインスリン投与量が決定されると、糖尿病コントロールが不良になります。このため、MRI撮像時には持続血糖測定器を取り外す必要があります。


しかし、一般的なMRIの問診票には、体内金属やアートメークの記載はあるものの、現時点では持続血糖測定器の記載のあるものは少ないのではないでしょうか。


持続血糖測定器の誤作動可能性は、糖尿病内科医師や放射線科技師に周知していましたが、肝心のMRIを依頼する医師(整形外科や脳神経外科)には周知されていませんでした。


医療安全委員会委員長の立場では開いた口が塞がらない状態でしたが、気を取り直して整形外科や脳神経外科医に周知するよう指示しました。もう少し全体を見て欲しいところです。







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飲んべえはこの論文に注目するべし!

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先日、非常に興味深い記事を拝見しました。
ケアネットで紹介されていた 1日どのくらいの飲酒量で死亡リスクが増える?です。


飲んべえの私には、とても気になる内容です。この論文の結論しだいでは、私の生活の楽しみが奪われかねない...。結論から行きましょう!


1日当たりの平均アルコール摂取量を以下の群に分類
    • 機会飲酒1.30g未満
    • 少量1.30~24g → ビール500mL、ワイン200mL、日本酒180mL(1合)まで
    • 中量25~44g → ビール350mL×3本、ワインボトルの半分、日本酒2合まで
    • 大量45g~64g → ビール350mL×4本、ワインボトル1本弱、日本酒3合まで
    • 最大量65g以上

機会飲酒者および少量飲酒者は、生涯非飲酒者と比べて、全死亡リスクの有意な低下はみられなかった。



中量飲酒者で全死亡リスクの増加がみられたが有意ではなく、大量飲酒者および最大量飲酒者では有意に増加した。


私は、中量飲酒者に該当します。週1ぐらいで大量飲酒者になりますが、まだ何とかセーフな状態でしょうか?


これ以上お酒の量を増やさないようにしようと思いました。本来なら少量飲酒者が望ましいのでしょうが、、、お酒の無い人生は楽しくなさそうなので中量飲酒者で行こう(笑)






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外科医の賞味期限はいつなのか?

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最近、周囲を見渡すと、未だに現役で手術している医師が非常に少なくなっていることに気付きました。大学同期は13名ですが、現役で執刀しているのは私を含めて 3名だけです。


10名は開業しているか、整形内科に転科(?)しています。たしかに手術は割に合わない業務です。リスクは高いものの、医師にとって少なくとも金銭的なメリットはありません。


まぁ、私などはライフワークとして趣味的にユルくやっているワケですが、少なくとも生活の糧として手術に取り組むはいかがなものかと感じています。


私にとって手術は趣味ですが、年々患者さんが押し寄せてくるようになりました。その理由は、もちろん私がスーパードクターだからではなく、見た目がベテランっぽいからです。


見た目には、ビジュアルだけではなく病院内のポジションがあります。昔は卒後10年でもペーペーに見られることが多かったのですが、最近は 老けて 貫禄が出てきたようです(笑)


昔は「手術の実力>見た目
でしたが、最近では「見た目>手術の実力になってきていることを実感します。つまり、患者さんが集まってくるのはベテランっぽいためです。


もちろん、自分の専門領域に関しては自信があります。しかし、骨折などのアドリブが必要な手術では「見た目ほど上手ではない」と自分でも感じるほどです。


技術+気力+体力の総合力の最高点は、40歳ぐらいだったと思います。そこから時が経つに連れて、気力と体力は低下し続けています。リタイアしても困らないのも要因でしょう。


世間的に言って、見た目の最高点が40~50歳に対して、外科医としての実力は40歳前後が最高点ではないでしょうか。50歳を過ぎると体力と気力の落ち込みが激しいと思われます。


これらを勘案して経営的な目線でいうと、外科医の賞味期限は55歳ぐらいではないでしょうか。見た目の価値は上昇し続けますが、実力が伴わなくなるのはそれぐらいの年代です。


こんなことを言うと各方面からお叱りを受けること必定ですね。日整会のシンポジウム前日にはシンポジストで懇親会があるようですが、こってり絞られそう(笑)。





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横浜でお会いしましょう!日本整形外科学会シンポジストに選出!

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突然ですが、横浜で開催される今年の日整会で、シンポジストに選出されました! えっ、マジで???と思う方が大半と思われます。


整形外科の総本山である日本整形外科学会学術総会のシンポジウムに登壇するワケですから尋常ではありません。普段の私を知る人なら、絶対あり得ないと思っていることでしょう。


しかし、ウソではなく本当に日整会のシンポジウムに登壇させていただきます。先週、第96回日本整形外科学会学術総会の運営事務局様からセッション詳細の案内が届きました。


う~ん、たしかに私の名前が書いてある...。有力大学などでアカデミアの中心に居る人にとっては、日整会シンポジストに選出されるなど日常的なことでしょう。


しかし、場末病院で生息している学問に無縁の整形外科医にとっては、一生モノの勲章です。アカデミアと無縁に生きてきた私が、日整会シンポジストとは未だに信じられません。


テニスで例えると、予選上がりのロートル選手がウインブルドンのセンターコートという大舞台で生涯最高の試合を楽しむ、と言った感じです(笑)。


ただ、アホなのにひょっこり日整会シンポジストに選出されたワケではありません。この領域では、誰にも負けない対外的な実績があります。


シンポジウムの内容は詳しくは書けませんが、その極めてニッチな分野において、私は日本のフロントランナーだという自負があります。


他のシンポジストは素晴らしいポジションの方ばかりですが、この分野での実績と実力は私の方が数段上だと...。もちろん、資産形成や医師起業ではありません(笑)。


とにかく、推薦いただいた先生方にご迷惑が掛からないように、全力でシンポジウムを乗り切ろうと思います。それにしても5月の横浜が楽しみだなぁ...。






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トラブル回避に Ai(オートプシー・イメージング)の選択肢を忘れるな!

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医療でも、AI(エーアイ)というと、人工知能を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、Ai(オートプシー・イメージング)の存在も忘れてはいけません。


Ai(オートプシー・イメージング)とは、ご存知のように死亡時画像診断です。患者さんが急変した時には、死因究明の選択肢をご家族に提示する必要があります。


しかし、病理解剖までは二の足を踏みます。ただでさえも突然お亡くなりになって傷心しているのに、更に病理解剖を提案するのは傷口に塩を刷り込むような行為とも言えます。


そこで登場するのがAiです。AiならCT撮像なので、物理的・精神的負担は病理解剖ほどではありません。そのような理由で、私は急変例には Aiを提案することにしています。


ところが、Aiにも欠点は多いです。まず費用負担を誰がするのかという問題があります。死後なので健康保険を使用できません。


急変時には医療機関の立場が弱いので、流れ的に医療機関負担になる例が多いと思います。この点については、国が音頭をとって整備して欲しいところです。


そして肝心の死因確定率ですが、Aiは約30%に過ぎないようです。確かに、私も何度かAiを実施しましたが、死因が確定した経験はありません。


病理解剖での死因確定率が70~80%なので、ずいぶん開きがあります。このため、真に死因を究明するためには、Aiだけでは力不足で病理解剖が必要です。


しかし、実臨床の立場では、遺族とのトラブル回避のためにも、Aiの選択肢があることは強力な切り札になると思います。


実際にAiを実施しなくても、遺族に提案するだけである程度はトラブルの芽を摘むことができるからです。費用負担問題はありますが、Aiの選択肢は覚えておいて損は無いでしょう。






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