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学術

横浜でお会いしましょう!日本整形外科学会シンポジストに選出!

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突然ですが、横浜で開催される今年の日整会で、シンポジストに選出されました! えっ、マジで???と思う方が大半と思われます。


整形外科の総本山である日本整形外科学会学術総会のシンポジウムに登壇するワケですから尋常ではありません。普段の私を知る人なら、絶対あり得ないと思っていることでしょう。


しかし、ウソではなく本当に日整会のシンポジウムに登壇させていただきます。先週、第96回日本整形外科学会学術総会の運営事務局様からセッション詳細の案内が届きました。


う~ん、たしかに私の名前が書いてある...。有力大学などでアカデミアの中心に居る人にとっては、日整会シンポジストに選出されるなど日常的なことでしょう。


しかし、場末病院で生息している学問に無縁の整形外科医にとっては、一生モノの勲章です。アカデミアと無縁に生きてきた私が、日整会シンポジストとは未だに信じられません。


テニスで例えると、予選上がりのロートル選手がウインブルドンのセンターコートという大舞台で生涯最高の試合を楽しむ、と言った感じです(笑)。


ただ、アホなのにひょっこり日整会シンポジストに選出されたワケではありません。この領域では、誰にも負けない対外的な実績があります。


シンポジウムの内容は詳しくは書けませんが、その極めてニッチな分野において、私は日本のフロントランナーだという自負があります。


他のシンポジストは素晴らしいポジションの方ばかりですが、この分野での実績と実力は私の方が数段上だと...。もちろん、資産形成や医師起業ではありません(笑)。


とにかく、推薦いただいた先生方にご迷惑が掛からないように、全力でシンポジウムを乗り切ろうと思います。それにしても5月の横浜が楽しみだなぁ...。






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慢性疼痛にサインバルタやトリプタノールは効果無し?!

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Medical Tribuneで興味深い記事がありました。
オーストラリア・University of SydneyのGiovanni E. Ferreira氏らは、22種の疼痛に対する8クラスの抗うつ薬の有効性をプラセボと比較したシステマチックレビュー26件を包括的に解析。その結果、いずれの疼痛に対しても抗うつ薬の有効性を示す確実性が高いエビデンスを提供するレビューはなかったとBMJ(2023; 380: e072415)に発表した。



整形外科医が、SSRI、SNRI、TCA(三環系抗うつ薬)などの抗うつ薬を処方するケースはあまり無いと思います。しかし、抗うつ薬の主戦場は、慢性疼痛に移りつつあります。


私たちでも処方する抗うつ薬は、SNRIの一種であるデュロキセチン(サインバルタ)と、TCAのアミトリプチリン(トリプタノール)でしょう。


積極的に
抗うつ薬を第一選択で使用することはありませんが、NSAIDs、ミロガバリン、弱オピオイド鎮痛薬でダメな場合には使わざるを得ません。


これらの薬剤で効果が無いということは、かなり厳しい症例なので、サインバルタやトリプタノールが著効しなくても「患者さんの痛みが悪い」と思っていました。


ところが、今回の研究結果では、効果が無いように見えるのは「患者さんの痛みが悪い」のではなく、本当に効果が無いのかもしれないという疑念を抱きました...。





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一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。








骨粗鬆症の逐次療法3つの戦略

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Medicla Tribuneに骨粗鬆症治療の興味深い記事がありました。
骨粗鬆症治療薬の逐次療法3つの戦略 です。


骨粗鬆症の治療は長期にわたるため、適切に薬剤を切り替えること(逐次療法)が大切です。第24回日本骨粗鬆症学会で大阪大学の蛯名耕介先生が講演された内容です。


骨粗鬆症治療薬の逐次療法では、以下の3つの戦略が有効です。

  1. 骨吸収抑制薬の効果不足なら、より強い骨吸収抑制薬へ切り替え
  2. 骨吸収抑制薬の効果不足なら、骨形成促進薬への切り替え
  3. 骨形成促進薬の終了後は骨吸収抑制薬を使う


骨吸収抑制薬の効果不足なら、より強い骨吸収抑制薬へ切り替え


アレンドロネート/リセドロネート12カ月継続群に比べ、6カ月の時点でミノドロネート切替群は骨吸収マーカーが有意に低下し、腰椎骨密度変化率が有意に上昇したそうです。


また、BP → BPと比べて、抗RANKLモノクローナル抗体デノスマブに切り替えた群は、更に有意に上昇したそうです。



骨吸収抑制薬の効果不足なら、骨形成促進薬への切り替え


BP → BPやBP → 抗RANKLモノクローナル抗体デノスマブと比較しても、BP → 副甲状腺ホルモン製剤テリパラチドの方が腰椎骨密度の増加率が有意に上昇したそうです。


骨形成促進薬の終了後は骨吸収抑制薬を使う


 副甲状腺ホルモン製剤テリパラチドなどの骨形成促進薬には、投与期間に制限があります。このため、投与期間が終了すると他剤に切り替えなければなりません。


テリパラチド終了後にBPに切り替えた群よりも、デノスマブに切り替えた群の方が、12カ月後の腰椎骨密度の変化率は有意に上昇していたそうです。


両者とも効果がありましたが、より効果があったのはデノズマブです。まぁ、臨床の肌感覚でもその通りだと思います。


問題はコストですね。後期高齢者の自己負担割合が上昇しているので、これまでのように安易に高価な薬を処方するわけにはいきません。患者さんとの協議が必要だと思いました。







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ロコモの兄貴分メタボ健診は役立たずだった?!

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メタボ健診はまがい物だった?!
何となく感じていた疑問が、白日の下に晒されたのかもしれません。


Medical Tribuneに掲載されていた、



今回の研究結果について、福間氏らは「現在行われている特定保健指導が医療費に及ぼす影響は限定的であることが示された」と結論。



私たち整形外科にとって、内科の「メタボ」は羨望の眼差しをもって見るべきモノでした。ネーミングの秀逸さと集患へのアピール度が尋常ではなかったからです。


メタボの二匹目のドジョウを狙った「ロコモ」のイマイチ感は否めません。やはり、元祖「メタボ」のように市民権を得るのは難しそう...。


そんな整形外科学会にとってお手本のようなメタボ健診は、実は当初期待されたようなモノではなかったというオチが今回の研究です。


そりゃ、そんなもので医療費を削減できれば苦労しないでしょ、と言ってしまいそうですが、内科医師が得た利益は大きかったと思います。


メタボ健診の化けの皮が剥がれてしまうと、私たち整形外科にも悪影響はあるのでしょうか? おそらく全く影響無いと思います。だったロコモは認知されていませんから...。






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子ども食堂の偏在についての医師の研究

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子ども食堂をご存知でしょうか。
子供に無料または安価な食事を提供するための社会活動です。


私が子ども食堂の存在に気付いたのは、近所を散歩していたときです。定食屋さんの軒先に「子ども食堂」という看板を掲げていました。


子どもの食堂なんて、何かのシャレかなと思っていたのですが、よく見ると他にもいくつか「子ども食堂」を発見したのです。子ども食堂とは一体何なのだ???


子ども食堂は、無料または安価な食事を提供するための施設ですが、その目的は貧困家庭や孤食の子どもへの援助、そして虐待防止などの意味があるそうです。


そうか、そんなに深い意味のある社会活動だったとは...。2022年10月号の日本医師会雑誌にも「子ども食堂」に関する会員投稿があったので興味深く拝読しました。


子ども食堂の形態はさまざまで統一されたものは無いようです。そして、地域によって子ども食堂はかなり偏在しています。


人口当たりの子ども食堂が最も多いのは都市部です。そして、過疎地に行くにしたがって減少していきます。何故、都市部に子ども食堂が多いのでしょうか。


都市部の方がマンパワーがあるためなのか、もしくは過疎地では他の形態のセーフティーネットが存在するためなのかは不明です。著者は、正直に研究の限界だと吐露されています。


しかし、子ども食堂に社会的意義を見出して、その現状を丹念に調べる医師が居ることに、同業者として少し誇らしく思いました。医師も捨てたものではないですね。







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