最近、家の近所で飲食店の開業ラッシュが続いています。そうなると、とりあえず訪問するしか手がありません。先日は、自宅から徒歩5分のイタリアンに行ってきました。
まだ20歳代後半のオーナーシェフは、初めての独立店舗だそうです。料理がおいしく、お店の雰囲気もカジュアルで敷居が低い。
肩肘張らない気楽な雰囲気が私のフィーリングに合ったため、ざっくばらんに雑談する仲になりました。いろいろ話しているうちに、経営の話になりました。
コロナ禍以降はインバウンドが激増しているので、先輩オーナーから外国人客には問答無用で 40%のチャージをするようアドバイスされたそうです。
正義感の強い(?)彼は、同じメニューやサービスなのに外国人だけ40%も上乗せするのに抵抗感があるとのこと。この話を聞いて、ついに日本もここまで来たかと暗鬱な思いです。
発展途上国ではフツーに行われている二重価格。昨年の夏に行ったタンザニアでは、ジープサファリも当然のように外国人価格。それどころか国内線でさえ堂々と二重価格です。
一方、昨年のGWに行った、ヨーロッパの中では比較的貧しい東欧(ポーランド、チェコ、ハンガリー)では、二重価格は見かけませんでした。
ところが、最近の日本では恥ずかしげもなく二重価格が横行しています。4/17付けの日経新聞でも「外国人価格」が全国的にメジャーになっている記事がありました...。
こちらのような「事件」にまで発展しているケースもあるようです。貧すれば鈍する...。日本人として少々恥ずかしいです。
もちろんミクロの視点では、取れる所から最大限の収益を得ることは合理的です。しかし、外国人価格の存在を知った外国人はどう感じるでしょうか?
多少の蔑みと日本という「国」の品格を疑うでしょう。何といっても同じ品質のサービスでありながら、外国人のみ価格が高いのは「フェアー」ではありません。
まぁ、私の事業でも大企業向け価格は高く設定しているので、あまり大きな口は叩けません。しかし、BtoBは高品質であるため、世界的にも大企業向け価格が高いのは常識です。
ちなみに新規開業した彼は、私のことを飲食店のオーナーだと勝手に勘違いしていました。
トリップアドバイザー掲載と英語・中国語版のInstagram開設を強く勧めたからです。
飲食店マーケを念頭に置いて「今日中に対応するように」と言ったのですが、1週間しても未だ取り組んでいないようです。メンタルを入れ替えない限り、大成しなさそう...。
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