表題違いで恐縮ですが、ケアネット・ドットコムの連載企画【医師のためのお金の話】の評価と先生の「資産形成」についてのアンケート結果が本日アップされました。



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意外にも不動産投資への関心が低く、国内株式投資や現金・預貯金を取り上げて欲しいとの結果でした。1分ほどで読了可能なので、是非ケアネットを訪問してくださいね。



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MedPeerで、石蔵文信医師が連載をされています。少し古い記事ですが、【第11回】タイムスリップしたかのようなバイト代 が目からウロコだったのでご紹介します。


石蔵先生は退職しているのですが、暇なのでアルバイトを探したそうです。この記事ではその経験を公開されていました。私が目からウロコだったのは次のくだりです。






登録してみると、毎日のようにバイト情報が流れてきます。そこであらためて驚いたのは、そのバイト代です。都心部では、相場は午前午後を問わず「1時間約1万円」です。


内視鏡などの技能があれば1.5万円くらいになるようです。当直に関してもほとんど寝ることができるものなら3~5万円、救急対応が必要なら7万円前後、日曜の日当直で10万円前後―といったところです。


さすがに地方はやや高額になるようですが、2泊3日で27万円と言われて一瞬は「割がよいな」と思いますが、ほぼ3日拘束されることを考えるとそれ程うまい話ではなさそうです。その前後に時間の余裕が取れれば、観光や釣り、登山などを楽しむことはできますが忙しい人にとっては移動の時間も惜しいでしょう。 




40年前の相場そのもの


若い人はピンと来ないかもしれませんが、アルバイトのこの相場は私が若い頃とあまり変わっていません。約40年前の相場とほとんど一緒、いや、むしろ悪化していると言えるでしょう。







う~ん、これには驚きました。もちろん石蔵先生の記憶に頼っているだけなので、エビデンスレベルは低いと思います。


しかし、私が医師になった20年前と比べても概ねアルバイトの相場は変化していない印象です。言われてみれば、、、、ですね。


そして、アルバイト相場が40年前も同じだった場合、物価上昇率を勘案すると、実質的にアルバイト相場は30~40%減価しているようです。


将来的にもアルバイト相場が上昇する見込みはほぼありません。医師数は漸増しているので、医療費が抑制されると必然的にアルバイト相場に下落圧力がかかります。


なかなか厳しい未来予想図ですね。稼げるうちに稼いでおくのが吉なのかもしれません。。。






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