先日、筋弛緩剤に対するアレルギーのある患者さんの人工股関節全置換術(THA)がありました。筋弛緩剤に対するアレルギーは本物のようです。
このような症例では、絶対に筋弛緩剤を使用できません。普段何気なく手術をしていますが、スムーズに施行可能なのは筋弛緩剤の効用のおかげです。
どういうことかと言うと、筋弛緩剤で筋肉の緊張が取れているので、それほど展開で苦労することなく手術が可能なのです。
筋弛緩剤無しで手術を施行すると、筋肉の緊張が取れないため展開が非常に難しくなります。それでは、筋弛緩剤に対するアレルギーがある場合、どうすればよいのでしょうか?
下肢の手術の場合、腰椎麻酔もしくは硬膜外麻酔併用の全身麻酔手術となります。上肢では腕神経叢ブロック併用での全身麻酔手術となるのでしょう。
2例ほど経験した感想は、腰椎麻酔をしっかり効かせると普段の手術と変わりなく施行可能ということでした。
アレルギー
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整形外科ですから、外来をしていると毎回たくさんの湿布を処方しています。患者さんの中には湿布を貼りっぱなしにする方もいるので、結構な頻度で湿布かぶれを併発されます。
おそらく、私達が何も言わなければ一日中湿布を貼りっぱなしにしてしまう患者さんが大半ではないでしょうか?湿布かぶれの中でも、光線過敏症は一度併発するとやっかいだと感じています。
光線過敏症は、ケトプロフェン含有の湿布を貼ったまま日光に当たると発症することがあります。一度、光線過敏症を併発すると、貼るのを止めても日光に当たると何度も再発してしまいます。
少なくとも1ヵ月は、その部分に直射日光はもちろんのことガラス越しや薄手の衣類を透す紫外線も当てないようにする必要があります。
湿布かぶれの予防のために、長時間貼りっぱなしにしないこと(3~4時間を推奨しています)や汗をかいたら剥がす等を患者さんに説明しています。
これだけでもたくさんの患者さんに説明するのは大変なのですが、湿布を日光に当てない等の光線過敏症対策まで説明するのは非常に手間取ります。
最近、ケトプロフェンを含有するモーラステープは極力処方しないようにしています。湿布で根本的な治療はできないので、患者さんの不利益を知りつつ敢えてモーラステープを処方する意義を見出せないからです。
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