整形外科医のブログ

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オスグット病

この膝周囲の腫脹でオスグット病?

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今日の午前は外来でした。
先週の外来で転倒して脛骨結節部を中心に腫脹を認めた方が初診されました。


単純X線像ではオスグット病の痕跡があるものの、明らかな骨折を認めませんでした。しかし、脛骨近位部の腫脹が著明だったので、不顕性骨折を念頭にMRIを撮像しました。


案の定、脛骨結節部骨折だったので伸展装具を処方して保存治療を施行することにしました。この方は職場は近所なのですが自宅は遠方だったので、痛みのため近医を受診されたそうです。


鎮痛剤を追加処方されていましたが、その開業の整形外科医から「単なるオスグット病だよ~、しっかり診てもらわないとダメだね(笑)」と言われたとのことでした・・・。


受傷機転と膝関節周囲の局所所見から、幾らなんでもオスグット遺残は無いだろうと思いました。しかし開業医の悪口を言っても仕方ないので、骨折していることを再度説明しました。


卒後何十年のベテラン医師であっても、前医をけなすことは控えた方が良いと思いました。専門医取得済みの医師であれば、少なくとも外来レベルでの実力に大差無いのが現状ですから・・・。



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オスグット病の治療雑感

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今日の午前は外来でした。ゴールデンウィーク明けで激混みでしたが、患者さんも心得たもので騒ぎ出すような方はいらっしゃいませんでした。


連休中にスポーツをやり過ぎたらしく、Osgood病の中学生が膝痛で受診しました。型どおりストレッチを指導しましたが、差しあたっての痛みに対して装具を処方することにしました。


小学生ぐらいならテニス肘用のサポーターを処方することがありますが、さすがに中学生になると膝関節周囲が大きいのでテニス肘用サポーターでは長さが足りません。


Osgood装具は7000円程度と高価な割にはバルキーで使用しにくい印象があるので、いきなり初回からは処方しないようにしています。その代わりに私はテーピングを指導します。


アンカー無しのフィギュアエイト風のテーピングでも結構除痛効果があります。これでしばらく様子を見て、テーピングが面倒であればそこで初めてOsgood装具を勧めるのです。


どちらがいいのかは今でも分かりませんが、Osgood装具を処方してもあまり効果が無いと申し訳ないので慎重に治療を進めていくようにしています。


ちなみに整形外科医なら、テーピングの基本的な巻き方は知っておくべきだと思います。私の持っている本は古いのでお勧めしませんが、アマゾンで「テーピング、本」と検索して、理論や基本手技が記載されている書籍を購入すれば良いと思います。



                      






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