整形外科医のブログ

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ガーゼ

足底板作成前にガーゼで効果判定を!

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最近、足底腱膜炎の患者さんを診察する機会が多いです。
私はテーピングを多用しますが、やはりそれだけでは軽快しない方がいます。


そのようなケースでは足底板を作成せざるを得ないのですが、問題点はやはりコストです。3割負担の患者さんでは結構な金額の費用負担となります。


そして、足底板を作成したのはいいけれども効果が全くなければ目も当てられません。私ならクリニックや病院に対する信頼感を無くしてしまうと思います。


そこで、私は成功している開業医の友人を見習って、足底板を作成するかどうかを決めるときにはあらかじめガーゼを丸めて靴底に入れて、効果がある場合のみ作成するようにしています。


足底板などの装具採型に対する点数は病院の収益になります。しかし
利益の大半は、装具を作成した装具業者さんのモノとなります。


医療機関と患者さんがリスクを背負って装具業者さんを儲けさせてあげる理由はありません。
装具は高価なので確実に効果を見込めるときのみ処方する方が医療経済的にも望ましいです。


このような考え方から、足底板作成の是非を判断するために1週間ほどガーゼを丸めて靴底に入れて歩行してもらい、効果がある場合のみ足底板作成を依頼するようにしています。


医療機関の収益には目を配りながらも患者さんに無駄な出費をさせないことが、患者さんとの信頼関係の熟成に寄与すると思います。


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広範囲の掻破ではガーゼが効果的!

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今日の午前は、下腿筋間膿瘍に対する掻破洗浄術でした。
感染してから比較的時間が経っていることもあり、筋間に巨大な膿瘍を形成していました。


下腿の全長にわたって筋膜上に膿瘍の被膜が癒着しており、
正常組織から感染性組織のみを掻破することはかなり骨が折れました。


このような感染性組織の掻破の際に絶大な力を発揮するのはガーゼです。本日の手術でも筋膜上の感染性組織をガーゼで擦り取ることで手術時間の大幅な短縮が可能となりました。


正攻法は鋭匙を用いての掻破ですが、かなり大きな鋭匙を利用しても
感染性組織を掻破する面積が広い症例では、かなりの手間と時間がかかってしまいます。


鋭匙でなければ掻破できない部位や高度の癒着では仕方無いですが、通常程度の癒着の感染性組織であれば、ガーゼで擦り取ることで広範囲の感染性組織を一網打尽に掻破できます。


私は、切断術などで骨膜を剥離するときにはガーゼを愛用していますが、今日のような広範囲の感染性組織を掻破する手術でも強力なツールになりうると思います。



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弾性包帯の実費徴収はOK?

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私はメインの病院以外に複数個所の医療機関でアルバイトをしています。異なる医療機関を同時期に比較できる立場にあるので、個々の病院の差異をよく感じます。


最近では、医療材料の取り扱いについて差異を感じました。整形外科ではギプスシーネで外固定しますが、洗い替え用に弾性包帯を患者さんに渡すケースがあります。


この弾性包帯の取り扱いについて、下記の3つのパターンがあることに気付きました。
① 無料で新しい弾性包帯を手渡す
② 病院では弾性包帯を渡すことはできないので、ドラッグストアで購入することを勧める
③ 患者さんから実費を徴収して購入してもらう


疑問に思っていたので、どの取り扱いが正しいのかを調べてみました。告示⑧の「療養規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」に記載がありました。


療養の給付と直接関係ないサービス等(実費徴収が認められるもの)
  ・ おむつ代
  ・ 腹帯代
  ・ T字帯代
  ・ 病衣貸与代
  ・ 証明書代  等


療養の給付と直接関係ないサービス等とはいえないもの(実費徴収が認められないもの)
  ・ 衛生材料代(ガーゼ代・絆創膏代)
  ・ ウロバック代
  ・ 骨折や捻挫などの際に使用するサポーターや三角巾 等


さすが、厚生労働大臣が定めるだけあって、とにかく表現が分かりにくいです。あえて難しく記載することで、皆を煙に巻いているのでしょうか(笑)


しかし、よく問題になるガーゼ・絆創膏などの衛生材料代や三角巾や弾性包帯は、明確に”実費徴収が認められない”と規定されていました。したがって上記①②が正しい対応のようです。


しかし実際的に、①は非常に違和感を感じます。治療に不可欠というわけではない単なるアメニティーグッズを、病院が損してまで無償で提供する意味があるのか?と思うからです。


そこで、医療機関サイドから見た現実的な対応としては、②が最も推奨されるパターンのようです。もし私なら、ドラッグストアにわざわざ行くのは面倒なので、③が一番ありがたいですが・・・。



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