以前からマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、その安全性に対して疑念がありました。私は食感も含めてバター派なので、できるだけマーガリンを子供に食べさせないようにしています。
NHK NEWS webによると、16日に米国では米食品医薬品局(FDA)が、3年後までに加工食品などでの使用を全面的に禁止すると発表しました。
2013年11月に、同じく米国のFDAがトランス脂肪酸の食品への原則的に使用を禁止する規制案を提示したことをブログで記載しました。その当時、私は日本の対応にやや批判的でした。
しかし、今回の記事では国内の食品メーカーは含有量を減らす取り組みを自主的に進めているようです。どうやら私は米国の対応に賛同し過ぎて国内メーカーの努力を無視していたようです。
日本の食品メーカーも捨てたものではありませんね。もちろん、日本のマーガリンは比較的毒性が低いとは言え、自分や家族に食べさせるつもりは毛頭ありません。
これは健康上の問題だけではなく、味覚の問題でもあります。やはりバターの美味しさの方がマーガリンよりも断然上だと思うのです。
あと、子供たちには、「本物」に触れさせてあげたいと思う気持ちもあります。マーガリンが偽物だとは言いませんが、代替用品であることに変わりありませんから・・・
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トランス脂肪酸
以前からマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、その安全性に対して疑念がありました。管理人は食感も含めてバター派なので、マーガリンを極力子供に食べさせないようにしています。
そして、ついに米国では米食品医薬品局(FDA)が、トランス脂肪酸の食品への原則的に使用を禁止する規制案を提示しました。以下、時事通信からの抜粋です。
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米食品医薬品局(FDA)は、摂取し過ぎると心筋梗塞などの発症リスクが高まるとされるトランス脂肪酸について、「安全とは認められない」として、食品に用いることを原則禁止する規制案を提示した。60日の意見聴取期間と、業界が順守策を講じるために必要な猶予期間を経て、施行する。
FDAのハンバーグ局長は「トランス脂肪酸の摂取量は依然、公衆衛生上の重大な懸念を招く水準だ」と指摘。規制により、年間2万人の心筋梗塞患者の発生を阻止し、心臓疾患による死者数も7000人減らせると強調した。
トランス脂肪酸はマーガリンなどに含まれている。米国では2006年にトランス脂肪酸の使用表示が義務付けられて以降、使用量は減っているが、FDAはより踏み込んだ対策が必要と判断した。
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海外ではマーガリンを見かける機会はめったにありませんが、日本では未だにマーガリンはメジャーな食品(?)です。私の親世代はマーガリンで育っているため、帰省すると朝食で必ず出てきます・・・。
さすがに外資系のホテルで朝食にマーガリンが出ることは無いですが、国内資本のホテルではグレードが高いと言われるホテルでもマーガリンが出ることがあり、がっかりすることも多いです。
以前から私は、マーガリンを一種の”毒”だと思っているので自宅では完全に排除しています。しかし、外出先では気を付けなければ、子供が口にしてしまう危険性があるのが気がかりでした。
FDAのトランス脂肪酸を食品に用いることを原則禁止する規制決定が、日本でもマーガリンの危険性を周知させるきっかけになれば良いなと思いました。
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