整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

プリカ

肘関節滑膜ひだ障害の存在を忘れるな!

このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、プロゴルファーの方が右肘関節外側痛で初診されました。診察すると典型的な上腕骨外上顆炎です。


数日後に大事な試合を控えているとのことなので、今回はテニス肘サポーターの処方に加えて、ステロイド注射を施行しました。


皆さんご存知のように、上腕骨外上顆炎には短橈側手根伸筋腱起始部の炎症が原因となっている症例以外にも、「肘関節滑膜ひだ障害」があります。


肘関節滑膜ひだ障害は、いわゆるプリカ(Plica)が肘関節内にできて、インピンジする病態です。プリカでは、短橈側手根伸筋腱起始部ではなく、腕橈関節に圧痛があります。


この患者さんでも腕橈関節に圧痛がありました。このような症例では、短橈側手根伸筋腱起始部にステロイド注射を施行しても無効なので注意が必要です。


肘関節滑膜ひだ障害では、保存治療に抵抗する場合には肘関節MRIを撮像してプリカの存在を確認します。プリカがあれば鏡視下切除術の適応となるそうです。


実は、何気に短橈側手根伸筋腱起始部にステロイド注射を施行してしまうところでした。上腕骨外上顆炎では、肘関節滑膜ひだ障害の存在も忘れてはいけませんね...。







★★ 管理人お勧めの医学書 ★★
  


オーストラリア理学療法協会のスポーツ理学療法士による実践的な教科書です。
治療的テーピングの概要を学ぶことができます。



 






Plicaによる肘関節滑膜ひだ障害

このエントリーをはてなブックマークに追加

上腕骨外上顆炎(?)で苦しんでいます。
週 2回のペースでボクシング&筋トレをしていますが、当日の夜がとても痛いのです。


しかし、この痛みは本当に上腕骨外上顆炎なのでしょうか? 何故なら、Chair testや middle finger ext. testでは微妙に痛いぐらいだからです。


圧痛部位は無いのですが、パンチを繰り出すときや、マシーンで負荷するときには肘関節外側部が痛むようです。いわゆる短橈側手根伸筋腱起始部の痛みではなさそうです。


もしかしたら、広義の上腕骨外上顆炎のなかのひとつである「肘関節滑膜ひだ障害」なのかもしれません。いわゆるプリカ(Plica)が肘関節内にできて、インピンジする病態です。


特に腕橈骨関節にクリックを触知するわけでもなく、また関節水腫もみとめません。しかし、肘関節に負荷をかけたときには肘関節外側に疼痛が出現します。


テニスエルボーサポーターを装着するとそれなりに効果はあります。ダンベルを挙げるときには欠かせません(笑)。やはり上腕骨外上顆炎であることには間違いなさそうです。


もし、プリカによる肘関節滑膜ひだ障害が原因であれば、ストレッチではなく肘関節内のステロイド注射が必要になります。う~ん、テニス肘も奥が深い...。






★★ 管理人お勧めの医学書 ★★
  


オーストラリア理学療法協会のスポーツ理学療法士による実践的な教科書です。
治療的テーピングの概要を学ぶことができます。



 






アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
ビジネスパートナー募集中
産婦人科
株式会社リコー様のインタビュー記事


管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
REITで実践する不動産投資セミナー
190122
医師のための 金融資産形成術


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

・医学博士
・整形外科専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。