毎月月末に私は金融資産の時価評価を行っています。11月末の時価評価をおこなったところ、過去最高を記録していました。10月末と比べても1ヶ月で大幅に増加しています。
所有物件売却に伴う現金の増加も要因のひとつですが、11月の日本株ラリーと急激な円安の進行の影響をモロに受けたようです。単月の含み益の増加金額としても過去最高を記録しました。
株式や外貨を売却したわけではないので単なる含み益の増加ですが、たった1ヶ月間で現在の手取り年収の半分程度の金額が増加していました。
私の2014.11月末現在の金融資産のポートフォリオは下記のごとくです。もともと日本円(現金)の比率は低かったのですが、投資対象が無いことと物件売却のため比率が上昇しました。
日本円: 25%
日本株: 50%
外 貨: 20%
海外株: 5%
ポートフォリオの中で最大の50%を占める日本株内のポートフォリオは下記のごとくです。その他の銘柄は、2002~2003年ごろに購入した大型のブルーチップ株です。
J-REIT: 65%
電力株: 15%
優待株: 5%
その他: 15%
上記のポートフォリオは非常に過激な構成だと思います。一般的なFPが推奨する理想的なポートフォリオ(笑)からみると、極端な集中投資のダメなポートフォリオの典型例だと思います。
しかし、私(もしくは医師)の背景を考えると、むしろ理想的なポートフォリオではないか?と考えています。なぜなら勤務医・開業医を問わず、医師免許=日本円資産と見做すべきだからです。
この観点に立つと、金融資産のポートフォリオを株式や外貨などのリスク資産100%にしても問題無いのではないかと思うほどです。もちろん、半年分の生活費程度の現金は確保するべきです。
しかし、目に見えない資産を含めたポートフォリオを考えると、このような考え方もアリではないか?と考えるわけです。現在の私のポートフォリオは、このような考え方をベースにしています。
先週は日経225が18000円をうかがい、長期国債先物が147.32円という史上最高値を更新、円の下落スピードは加速しており一気に121円台をつけています。
雛勢としては日本円の価値の毀損が進行しています。バブル崩壊以来、日本では株式や不動産を所有することは結果的にナンセンスでしたが、トレンドが変換した可能性があります。
20年の長きに渡ったデフレで国力を消耗してしまい、アベノミクスのような一か八かの賭けに打って出ざるを得ないところまで日本は追い詰められてしまいました。
私は、アベノミクスに対して非常にナローパスな印象を抱いていますが、もう引き返すことはできないと思います。安倍政権が誕生した時点で賽は投げられたのです。
ポジショントークが混じっていますが、座して死を待つよりも打って出る方を選んだ安倍首相の決断は是だと思っています。しかし、行き着くところは、現金しか所有しない者には辛い世界です。
「失われた20年間」に機能した現金至上主義の投資戦略を再考する必要があるかもしれません。 茹でガエルになる前に・・・。
※ 医師免許=日本円資産を担保するためには、生命保険が必須だと考えます。
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