今日の午前は外来でした。
60歳台後半の方が1週間前から続く右肘関節内側の痛みを主訴にして受診されました。
単純X線像で異常所見を認めず、上腕骨内上顆炎と診断しました。通常、消炎鎮痛剤および外用剤を処方の上、ステロイド局所注射を初回診察で施行するかを患者さんと相談して決めています。
しかし、今日の方は装具を希望されたので、上腕骨外上顆炎用のテニス肘サポーターを処方することにしました。発症機序は上腕骨内上顆炎・上腕骨外上顆炎とも似ているので効果はありそうです。
しかし、私は上腕骨内上顆炎ではほとんどテニス肘サポーターを処方したことがありませんでした。考えてみたら不思議ですね。皆さんは上腕骨内上顆炎にもテニス肘サポーターを処方しているのでしょうか?
今日の方は、テニス肘サポーターを装着すると痛みが半分程度に軽快しました。消炎鎮痛剤および外用剤を処方の上、テニス肘サポーターで経過観察しようと思います。若年者であれば治療的テーピングでもいいかもしれません。
この手の重症化しない疾患を外来で診察する機会が多いですが、治療に難渋することが無いので他のドクターに治療方針を訊く機会がほとんどありません。もしかしたら、自分よがりな治療になっているケースもあるのかもしれませんね。
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