資産形成のツボ: 損益通算ってどうするの? のつづきです
節税の手法は多くありますが、個々の置かれている状況が異なるため、万人に共通する節税方法はありません。ここでは最も縛りがきつくて自由度が少ない給与所得者について考えてみたいと思います。
端的に言うと、個人所得税率を引き下げるためには、課税所得金額を減らす必要があります。その手法として損益通算を用いる方法が最も威力を発揮します。
控除の項目を増やすことももちろん有効ですが、これらはある程度上限が決まっているのであまり大幅な節税効果を見込めません。
損益通算を用いた節税方法のケーススタディとして、築古の木造住宅を用いた節税方法について詳述したいと思います。
築古の木造住宅が節税効果に大きな威力を発揮するのは、主に下記の3つの理由によります。
① 不動産所得は給与所得と損益通算できる
② 4年で減価償却できる
③ 不動産関係の経費を費用計上できる
なぜ、築古の木造住宅が新築マンションよりも有利なのか? につづく
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