整形外科医のブログ

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位置

CHSの皮膚切開位置は難しい・・・

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先日、大腿骨頚基部骨折に対して、CHSを施行しました。
ご存知のように大腿骨頚基部骨折に関してはショートネイルよりもCHSが
推奨されています。


このため、先日の症例でも原則どおりにCHSを施行しました。しかし、大腿骨近位部骨折では圧倒的にショートネイルを多く使用しており、CHSは滅多に施行しません。


最近では大腿骨頚基部骨折の際にしかCHSを施行する機会が無いので、微妙な勘を忘れてしまいます。先日の症例では皮膚切開の位置が微妙に満足できませんでした。


150604 - コピー




上図のように大腿骨無名結節よりもやや末梢から始まる皮膚切開だったのですが、結論的には更に2cmほど末梢側で充分でした。つまり、ベストの皮膚切開よりも約2cm長かったのです。


おそらく、バレルプレートの中枢端の上(今回の症例ではツバの先端)に皮膚切開の中枢端を置くのが、最も手術を施行する上で合目的なので最小侵襲になると思います。


非常に細かくてつまらない話しかもしれませんが、基本的な手術と言えども気を抜かずに、今日する手術よりも明日施行する手術の方が少しでも進歩するように心掛けていこうと思います。



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THA: カップのスクリューホールの位置調整の工夫

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昨日の午前の手術は、人工股関節全置換術(THA)でした。
特に問題の無い症例で、手術そのものは非常にスムーズの終了しました。


以前、
カップにスクリューを挿入する際に難しかった症例があったことをご報告しました。StrykerのTrident HA cupは、ガイドの向きを調整することでカップのスクリューホールの位置を変えることができます。


しかし、実際どのようにしてスクリューホールの位置を調整するのかを説明し忘れていたのでご報告します。まず術野の外で、カップホルダーのガイドに合わせてカップをシーツの上置いてみます。


殆どの機種で外方傾斜角が40-45度、前方開角が20-30度でガイドが設定されています。体軸にガイドの角度を合わせてカップをシーツの上に置きます。つまり体軸に対して、シーツ上で外方傾斜角40度・前方開角20度でカップを置くのです。


シーツの上に置いてカップの穴の方向を調整すると、寛骨臼内に設置した時のシュミレーションが視覚的に容易になります。


以前は、カップを宙に浮かして、術野を睨みながら大体このぐらいの位置にスクリューホールが来るのかなと寛骨臼とカップを見比べながら調整していました。


しかし、寛骨臼は無視してシーツの上でカップにのみ集中する方が、結果として至適位置(11~1時)にスクリューホールを設置することができることに気付きました。


手術も、シンプル イズ ベスト ですね。



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