昨日からタイのマレー半島東側にあるサムイ島(Koh Samui)に来ています。
私は1990年台前半にバックパッカーとして2週間ほどサムイ島滞在したことがあります。
しかし、当時の面影は全く無く、すっかり観光地化されていました。島の発展は目を見張るばかりで、サムイ島ひいてはタイの経済が大きく発展したことを感じました。
今回の宿泊先は、山の上のプライベート・ビラです。3ベッドルーム+ダイニングキッチン+プライベートプール付きのビラです。
学生の頃に滞在していたゲストハウスとは雲泥の差ですが、この自分の中での格差が結構楽しかったりします(笑)。当時はかなりの円高だったので、本当にタイの物価は安かったです。
しかし、今回はそこそこ豪華なビラに宿泊していることもありますが、ローカル・スーパーマーケットに行っても物価は感覚的に日本とあまり変わりない(!)ことに驚きました。
例えば、「かっぱえびせん」などの日本製のお菓子の価格(=日本での価格)が、現地のタイ製のお菓子と大差無い価格でした。同じサムイ島の20年前の物価の肌感覚とは雲泥の差です。
もちろん、観光地であることが影響しているのでしょうが、1990年台前半の日本円の強さを知っている者としては、知らない間に日本人がずいぶん貧しくなったことに衝撃を受けています。
20年以上にわたって日本が停滞している間に、世界は大きく進歩したようです。現在の日本で海外からの旅行者が急増していることも納得できます。日本は物価が安くて安全快適ですから・・・
急激な円安の進行のため、3年で日本人の購買能力は50%落ちました。不動産や株価は同程度以上に値上がりしたため資産家の影響は少ないですが、現金のみの人には辛い状況です。
このようなことを考えながら、今週はいろいろなことに思いをめぐらしてみたいと思います。夜はこんな感じで、プールサイドでSignha Beerを飲みながらまったりです。
完全に医師の仕事からが離れるので、ブログも1週間お休みする予定です。8月3日(月)から再開予定ですが、それまでは滞在先や資産系の話題を不定期にアップしたいと考えています。
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