昨年の秋に2015年3月末の異動をほのめかされましたが、結局正式な辞令は下りませんでした。ちょっと肩透かしをくらった形ですが、アーリーリタイアを真剣に考えるきっかけになりました。


自分の中では完全に医局を辞するつもりだったので、この2週間ほど精神的には宙ぶらりんの状態が続いています。しかし、一度辞める方向に傾いた気持ちを修正できそうな気がしません。


何となく消化不良な気持ちがどこから来るのかを自分なりに分析してみました。まず、現在の自分が最も望んでいることは何かを考えると、それはやはり「自由な時間」でした。


とにかく家族と過ごせる自由な時間が欲しいのです。それを達成するためには、少なくとも現在の環境を変える必要があります。


最も手っ取り早いのは退局して完全リタイアすることです。しかし、私の出身大学は医局の力が非常に強力なので、いきなり「3月末に辞めさせてもらいます!」とはとても言えません(笑)。


どうせ医療業界から卒業するならそれでもいいんじゃない? と思う方も多いと思いますが、アーリーリタイアしても整形外科専門医の資格は維持するつもりです。


整形外科専門医の資格継続条件が厳しくなる予定のため、週1回程度は外来を行い症例報告の提出に備える必要があります。このため医局と喧嘩別れすることはできれば避けたいのです。


では、円満退局するにはどうすれば良いのか?もちろん、医局の言いなりになるのが無難なのでしょうが、私の出身大学の場合には1年後の退局ということになります。


う~ん、一度辞める気持ちになった以上、それほど長期にわたって我慢することはちょっと難しいです。次善の策としては、医局に在籍したまま現在の職場の勤務日数を減らすことでしょうか。


しかし、よく考えると何故ここまで悩む必要があるのでしょうか? 3年前に日本を代表する某上場企業をアーリーリタイアした友人は、申告から1ヶ月で退職したそうです。


先月にその友人も含めた不動産投資仲間達と旅行に行った際に、私もアーリーリタイアしようと思うと話をすると皆に大反対されました。


自分がアーリーリタイアしておいてよく言うなと思いましたが、やはり現役の医師は貴重な存在のようです。せっかく友人に医師が居るのに、リタイアされたら困るといったところでしょうか(笑)。


実は、昨年購入した某旧帝国大学医学部附属病院前の物件が、来月中旬にコインパークとしてオープンします。この物件は一括貸しなので、月額40万円ほどの定期収入が上積みされます。


既に、これ以外にも8か所の物件やJ-REITおよび太陽光発電所を所有しているため、自分の時間と引き換えに勤務医を続けるメリットがほとんどありません。


経済的な憂いは無いので、あとは人間関係と自分の気持ちをどう整理するかの問題です。円満退局するか、喧嘩別れか、時短で現職場に残留するか・・・もう少し悩んでみようと思います。



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