整形外科医のブログ

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寿命

喫煙は女性の寿命を10年縮めるようです

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Medical Tribune Vol.45, No.50で、喫煙は女性の寿命を10年縮める という記事がありました。

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喫煙は女性の寿命を10年縮める
Lancet (2012; オンライン版)


・ 1996-2001年当時に、50-65歳だった英国の女性130万例

・ 追跡期間は12年

・ 3年後の再調査時にも喫煙者であった者は、その後9年以内に死亡する率が非喫煙者の約3倍(2.97倍)高かった。
⇒ 50~70歳台の喫煙者の全死亡の2/3が、喫煙によるものであることを示しています

・ 30歳以前で禁煙したものは、早期死亡リスクの増加を97%回避できる

・ 40歳以前で禁煙したものは、早期死亡リスクの増加を90%回避できる

・ しかし、40歳まで喫煙を続けたものは、死亡リスクの増加が数十年にわたって残存する

・ 喫煙は女性の寿命を10年縮める 

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整形外科と関係ない話題で恐縮ですが、おもしろそうな内容だったので記事にしました。Lancetに掲載されるぐらいなので、信憑性の高い研究だと思います。


たまたま、外来の空き時間に読んでいたのですが、目ざとく外来看護師さん(35歳、喫煙歴15年)が記事を見つけました。40歳ならまだ間に合う(!)と、本日からの禁煙を誓いましたが果たして結果をだせるのでしょうか(笑)?



関節リウマチでは10歳程度も寿命が短くなります

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以前、関節リウマチの研究会に参加したことを記事にしました。その際の講演内容のスライドを、京都第一赤十字病院 リウマチ・膠原病センターの尾本先生からいただきました。


講演内容は的を絞って簡潔にまとまっているので、教科書を読むよりもスムーズに頭に入ってきます。内容を抜粋して勉強していきたいと思います。


米国のデータですが、関節リウマチに罹患されている方は10歳程度寿命が短くなります。

RAは10歳寿命が短い





生物学的製剤が登場した2000年以降の世界各国の標準化死亡比(SMR)は下記のごとくです。
期間が31年のスウェーデンからの報告は、MTXや生物学的製剤登場前のRA自然経過に近いデータである可能性があります。SMRが2.03もあるということは、寿命が10年短くなるのも頷けます。

IORRA  SMR


※ 標準化死亡比(SMR): 死亡率は、通常年齢によって大きな違いがあることから、異なった年齢構成を持つ地域別の死亡率をそのまま比較することはできません。比較を可能にするためには標準的な年齢構成に合わせて、地域別の年齢階級別の死亡率を算出して比較する必要があります。



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