整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

意匠権

日常診療はネタ探しに絶好の場

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経済的自由な状況に到達すると日常生活のストレスは少なくなります。もちろん、全くなくなるわけではありません。感覚的には70~80%ぐらいでしょうか。あまり大したことないですね(笑)。


それでも、精神的な安息を得ることができるのは確実です。経済的自由な状況に達するだけなら、不動産投資のみでも可能です。しかし、収益源を複数化すればするほど安定性は増します。


お勧めは、スモールビジネスです。その理由は、立ち上げは苦労が多いものの、経済的にはさほど大きなリスクを負うことはないからです。そして何よりも、ワクワクする経験ができます。


それほど大きな経済的リスクを負うことなく開業できるスモールビジネスのアイデアを思いついたのなら、是非一度は立ち上げに挑戦して欲しいと思います。


米国では医師がスモールビジネスを立ち上げるケースが多いです。レジデントが医療用ドリンクのベンチャーを立ち上げた例もあったそうです。


このケースでも、自分の得意分野の隣接領域に新しいビジネスを展開しています。やはり、隣接領域に進出することで成功率が高まるのでしょう。  


日常診療は、スモールビジネスのネタ探しに絶好の場です。ポイントは、収益化が可能か否かの視点で常に物事を観察することです。


ビジネスのネタはとても小さくて気付きにくいことが多いと思います。そして、小さなネタを見つけるコツは、日常診療で「不便だな」と感じたことに注意を向けることです。


例えば、私は鎖骨固定帯で不便さを感じていました。この装具はひとりでは装着することができないので、一人暮らしの患者さんはとても困ります。


何とかひとりで装着できる装具ができないものかと考えた結果、少しデザインを変えるだけでひとりで装着できるようになることに気付きました。


これはイケると判断して、私は特許庁に申請して意匠権を取得しました。意匠権を所有していれば、アイデアを盗まれることなく商品化することも夢ではありません。


不便さを解決することが、思わぬビジネスに発展する可能性を秘めているのです。このようなことを考えながら日常診療を行っている臨床医はあまり居ないと思います。


参入者が少ない分野は、常にチャンスに満ちています。たったひとつのアイデアでホームランを飛ばすことは難しいですが、数打てばひとつぐらいはヒットが出てくるものです。


考えるだけなら費用はかかりません。私は、日常診療での気付きは「無料の宝くじ」と考えています。ただし、漫然と業務をこなしているだけでは絶対に気付きを得ることはありません。


能動的にネタを探し続けることでしか、有用な気付きを得ることはできないと思います。当然ながら日常診療での気付きは医師しか得ることはできません。


つまり、他の領域の人が絶対に入ってくれない目に見えない参入障壁があるのです。目の前に落ちているかもしれない砂金を見つけるのはあなたかもしれません。


日本でも医療関係のスモールビジネスを始める医師が増えるといいなと思います。是非、あなたも日常診療で小さな気付きを得て、大きく育てる視点を持ってみてください。




★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


2015神戸セミナー



本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。


講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。 



ちっぽけだけど、知的財産権を取得!

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日常診療していると 「こんなのが在ればいいなぁ」 って思うことが時々ありませんか?
すぐに忘れてしまいがちですが、そんなところにもメシの種が眠っているかもしれません。


例えば、鎖骨骨折の際に鎖骨固定帯(クラビクルバンド)を使用しますが、独り暮らしのために患者さんだけで装着することが難しいケースが多いです。


この問題を解決する方法が無いかな? と思っていたところ、ストラップ部分を従来の鎖骨固定帯よりも長くすれば自分独りだけで装着できることに気付きました。


我ながらコレはなかなかナイスなアイデアだ! と思ったのですが、これだけでは単なる思い付きに過ぎません。このアイデアを活かすには、知的財産権を取得する必要があります。


私は、友人と広告関係の共同事業を行っていますが、この事業に関連した特許を取得しています。彼は日本を代表する大企業に勤めていますが、このあたりの事務処理に長けています。


彼がサクサクと特許を取得するのを見ていたので、アイデアを活かすには知的財産権を取得するべきだと考えました。このような場合、特許事務所の弁理士に依頼することになります。


特許事務所に相談に行くと、今回のアイデアでは特許権や実用新案権の取得は難しいが、「意匠権」は取得できる可能性があるとのことでした。アイデアの法的保護には意匠権で充分です。


そこで特許事務所を通じて意匠権の登録出願を行いました。費用は手数料10万円+印紙代16000円でした。一旦拒絶されましたが、軽微な補正手続きをしたところ登録が受理されました!


登録料として印紙代25500円+成功報酬65000円を納付して、晴れて意匠権を獲得しました。3年後に4~20年分の印紙代16900円 / 年+手数料10000円を納付する予定です。


今回の意匠権の登録出願に要した時間は1~2時間です。新規性・デザイン・使用法を箇条書きした上で弁理士さんに実物を預けると、あとはこちらが何もしなくても登録を出願してくれます。


年間約3万件の登録申請が出願され、登録率は80~90%です。このように、知的財産権を取得するためには約20万円ほどの費用がかかりますが、意外なほどハードルが低いです。


かなり高い確率で意匠権の登録は可能なので、素晴らしいアイデアを思いついた際には、費用はかかりますが思い切って知的財産権を取得するのも一法かもしれません。


今後は業者さんに今回のアイデアを売り込もうと思います。具体的には候補企業の知財部に問い合わせて、あわよくばライセンス契約を締結したいところです。


もしライセンス契約が締結されて使用料が入ってくると、不動産収入・事業収入・株式配当・太陽光売電収入に加えて新たな収入源が生まれます。


残念ながら手を挙げてくれる企業が無くても知的財産権を保有するメリットはあります。将来、今回のアイデアを商品化する企業が現れれば、知的財産権の侵害で訴訟を提起できるからです。


つまり、知的財産権は多少高額な「宝くじ」のようなものですが、宝くじよりも遥かに「当たる」確率が高いと思います。斬新なアイデアがあれば、知的財産権を取得することをお勧めします。


★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


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