昨日は妻がインフルエンザでダウンしていたので何かと大変でした。
さて、2月になって中学受験の世界では世間よりも一足早く新年度入りしています。
私の子供が通う浜学園でも2月から”新6年生”の過程が始まりました。子供が通塾し始めて、あっという間に1年が経ってしまいました。月日が経つのは本当に早いモノですね。
当初30台前半だった偏差値も順調に伸びて、コンスタントに4科で50台を叩き出すまでに成長しました。特に国語の成績が良くて、常に偏差値65~70をキープしているのが嬉しいです。
5年生の1学期は親の目から見て本当にアホだったので、子供を全く信頼しませんでした。毎日の勉強スケジュールも監督したのですが、言うことを聞かないので衝突を繰り返していました。
しかし、いつの頃からか成績が上り始めたので、思い切って1週間の勉強スケジュールの計画を自分で立てさせることにしました。もちろん、立てた計画は親がチェックしています。
子供の立てた計画は親の目から見ても結構キツかったですが、不思議なことに自ら計画通りの勉強をこなすようになりました。親から強制された計画は拒否感が強かっただけに驚きです。
教育家が「子供の自主性を尊重しよう」とよく言いますが、はっきり言ってタテマエだと思っていました。しかし、実際に自主的に立てた計画を実行する子供の姿を見て考え方が変わりました。
教育における「子供の自主性を尊重しよう」は真実なのかもしれません。
う~ん、医学だけではなく教育も奥が深いですね。
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浜学園
子供を浜学園に通わせ始めて、はや9ヶ月が経ちました。それまでの1年間はウェブ講義だったのですが、偏差値30台の超低空飛行だったので思い切ってリアルの塾に通学させたのです。
7月には何とか偏差値40台後半に到達することができ、親として一安心しました。しかし私はほとんど予備校や塾への通学経験がないので、進学塾での学習方法に自信が持てませんでした。
浜学園の学習の特色として、復習をメインに据えていることが挙げられます。予習は一切要求されておらず、授業→翌週に復習テスト→翌々週に復習テスト返却 というサイクルが続きます。
郷に入れば郷に従え!ということで、浜学園の学習スタイルを完全に受け入れて徹底的にこのサイクルに合わせた学習方法を子供に行わせました。
具体的には、水曜日の理科・金曜日の算数の復習テストに向けて、前日までに宿題の問題集をそれぞれ3回ずつ学習させるという学習方法です。国語は成績が良いので1回のみ復習です。
私の監視下に、本当に理解しながら3回繰り返し学習できたかをチェックしたところ、真ん中のクラスではありますが、復習テストでクラスのベスト3以内に入ることが多くなりました。
なるほど、確かに浜学園お勧めの学習方法を愚直に実践すると成績も上がりそうです。思い返してみれば私の高校時代も、中間や期末テストは泥縄式で一夜漬けの連続でした。
必死に一夜漬けしたため校内の定期テストの結果は悪くなかったのですが、こんな一夜漬けばかりでは本番の大学入試には対応できないなと思っていました。
しかし、意外と全国模試でも校内テストと同じくらい点数が取れたのです。周囲を見ても校内テストと模試の成績はほぼ相関しており、一夜漬けもバカにできないと感じるようになりました。
子供には、「復習の回数を増やせば増やすほど短時間で復習できるようになり、成績も良くなるからオイシイぞ~」と洗脳しています。実際は時間が無いので3回以上は難しいですが・・・。
まだまだ紆余曲折がありそうですが、親子ともどもあと1年間がんばっていきたいと思います。
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小学生にとっては少し難しい内容ですが、何度か読んで理解できれば読解問題攻略の手掛かりになります。国語が苦手なお子様に!
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以前に子供の塾の話題を書きましたが、その続報です。
結局、2月になっても偏差値30~40台だったので、WEB講義ではダメだと判断しました。
新学年(3月)から一般クラスに変更しました。更に、半年以内に成績が上らなければ塾を変えることにしました。浜学園は復習をメインにしている塾で、膨大な宿題を出すことで有名です。
私が小学生の頃と比べれば雲泥の差ですが、最近は皆それぐらい勉強するのでしょう。そして毎回復習テストを行い、クラス内で順位を出します。これが刺激になって私の子供もがんばりだしました。
クラスは3段階あるのですが、当然のように一番下のクラスです。その一番下のクラスでも最下位に近かったのですが、当の本人は”浜学園に通っている”という妙なプライドがあったようです。
毎日、膨大な量の宿題と復習テストで鍛えられたはずですが、4月になっても成績が伸びませんでした。そこで藁にもすがる思いで塾に面談を申し込み、算数の学習方法やテストでの点の取り方のコツを親子で教えてもらいました。
この面談がターニングポイントになりました。特に算数の点数の取り方をマスターしたため、いきなり偏差値が50を越えるようになりました。小手先のテクニックで点数取ってもダメじゃないかと思うかもしれませんが、これで本人も自信がついたようです。
勉強にも熱が入りだし、もともと得意だった国語の点数の取り方も教えてもらったところ、ついに公開学力テストの4教科で偏差値50を越えたのです!このおかげでクラスも真ん中に上ることができました。
まだ、理科と社会の点数が悪いため偏差値50前後をうろうろしていますが、国語と算数が劇的に良くなった(といっても平均よりやや上ぐらいですが)ので親としても一安心です・・・。やはり、e-learningでは結果を出すことが難しそうです。
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新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
子供の教育を考える その4 のつづきです
浜学園のWEBスクールは、基本的に一般コースの授業と同じ仕組みで進んでいきます。浜学園では繰り返し学習を重視しているので、一般コースの場合には授業が始まる前に先週の復習テストがあるようです。
WEBスクールの場合には、復習テストは郵送で送られてきます。授業の配信があった翌週に送られてくればよいのですが、結構不定期に送られてきます。したがって、一般コースで実現されている繰り返し学習を完全には実践できないのが現状です。
また、当然のごとく塾の友人がいないため刺激が無いようです。よく聞く話では友達同士が切磋琢磨して勉強するようですが、WEBスクールでそのような環境は望むべくもありません。
あと、最大の難点は勉強のペース配分を親がしっかり行う必要があることです。一般コースの場合には当然授業がペースメーカーになりますが、WEBコースでは3ヶ月の配信期間のうちならいつでも視聴できるので、親が管理していないととんでもないことになってしまいます。
課されている勉強の量が多いので、親の指導力(?)で子供にこなさせるのは一苦労します。しかしこれは逆に言うと親が完璧の子供の学習範囲や習熟度を把握できるので、ある意味理想的な状況かもしれません。ただ、忙しい私達にとってどうやって時間の都合をつけるかが問題となります。
子供の教育を考える その6 につづく
子供の教育を考える その3 のつづきです
浜学園にこだわった最大の理由は、WEBスクールがあったことです。実は友人の子供が浜学園に通っていたのですが、その子がWEBスクールだったのです。正直、eラーニングには懐疑的だったのですが、あまりに良くいうので体験講義を視聴してみました。
すると、講師の先生の授業が本当に分かりやすくて上手だったのです!画像はそれなりに編集されているのですが、雑談があったりして授業の雰囲気も感じることができます。しかも黒板(ホワイトボード)をメインに写しているので最前列で授業を受けてるのと同じです。
講師の先生も、その学年・教科のエース級の方のようなので授業が上手なのも頷けます。通常、優秀な先生は一つの教室に集中させないで、ある程度各教室にばらけさせているようですが、WEBスクールでは一同に会します。
更に、通塾の時間を節約できることと空き時間を使って自分達の生活リズムに合わせて授業を受けることができるのも非常に大きな利点だと思います。仮に通塾できない遠隔地に異動になっても、WEBスクールなら浜学園の一流の授業を受けることができます。
また、通常の授業では分からないところがあっても、そのまま授業は進んで行ってしまいますが、WEBスクールだと何度でも同じ箇所を再生できるので理解できるまで視聴することができます。ここまで書くと、浜学園のWEBスクールに死角はないように思えますが、実はそうでもありません。
子供の教育を考える その5 につづく
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