ゴールデンウィークが明けましたが、相変わらず受診抑制が続いています。新患外来も不要不急の患者さんがおらず閑散としています。
そんな中で、ひとつの変化に気付きました。新患患者さんの数は少ないにもかかわらず、痛風発作の患者さんが何人も来院されたのです。しかも初発の患者さんまで多い...。
まさか、新型コロナウイルス感染症は、味覚・嗅覚異常のように痛風発作を誘発するのでは??? そんな疑念を抱きましたが、熱発している人はいません。
自分のお腹をみて痛風患者さんが多い理由を得心しました。ゴールデンウィーク期間は真面目に stay homeして食っちゃ寝していたため、高尿酸血症を誘発したのでしょう(苦笑)。
とにかく、stay homeはいけません。一日中家の中にいると、ただでさえも運動不足になります。運動不足だからといって食欲が減退するわけではないのが困った点です。
1日の楽しみが食事だけで、しかも昼間からお酒まで飲んでしまいます...。コレは私だけではなく、痛風発作で来院した患者さんが口をそろえて言っていました。
新型コロナウイルス感染症の感染予防として stay homeが推進されていますが、注意しないと他の病気に罹患してしまいそうです。
一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。
姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。