整形外科医のブログ

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腓骨筋腱脱臼

腓骨筋腱脱臼のMRI所見

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先日、習慣性の腓骨筋腱脱臼の患者さんが初診されました。しかも、両側性です。発症してから数年経過しているそうですが、既に数百回も脱臼しているとのことでした...。


一般的には腓骨筋腱脱臼はそれほどメジャーな傷病ではないと思います。私自身、これまで1例しか診たことがありません。その症例の画像を再掲します。



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どこが習慣性腓骨筋腱脱臼の有意所見かお分りでしょうか? 私も最初の症例では分かりませんでした。




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上腓骨筋支帯の下に仮性嚢(赤矢印)を認めます。とても繊細な所見なので見逃してしまいそうですが、一度でも腓骨筋腱脱臼を経験すると忘れられません。




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この症例は上腓骨筋支帯の下に仮性嚢を認めるため、Oden分類のType 1に該当するようです。足の外科医ではない一般整形外科医が診断をつけることができればカッコイイですね!




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腓骨筋腱脱臼のMRI所見

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先日、腓骨筋腱脱臼の症例の相談がありました。
MRIを撮像したので確認してほしいとの依頼でしたが、私の目には一見正常に見えます。



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しかし、習慣性脱臼なので、患者さんはかなり困っているとのことです。う~ん、これは困ったなと思って関節のMRIを紐解くと、MRIの所見がしっかり載っていました!








なるほど、よくみるとOden分類のType 1に該当するようです。上腓骨筋支帯の下に仮性嚢(赤矢印)を認めます。



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足の外科医師にとっては常識なのでしょうが、私レベルの一般整形外科医師ではなかなかこの所見を読影するのは難しいですね。。。


こういう時に、辞書的な医学書は役に立ちます。少しお高めですが、関節と脊椎に関するMRIの辞書的医学書は必須だなと思いました。




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