整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

読影能力

画像診断に過信は禁物

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先日、足関節外果裂離骨折の方の診察を行いました。
初診時の単純X線像で、下記のように腓骨遠位端に骨折を認めました。


初診時 - コピー




転位が小さいのでU字スプリントで保存治療を行っています。念のために受傷後1週に単純X線像を撮影して転位が増大していないことを確認しました。その際の画像は下記のごとくです。



受傷後1週 - コピー



初診時と微妙にX線の入射角度が異なるため、腓骨遠位端の骨折が全く分からなくなっています。もし順序が逆なら「骨折は無さそうです」と説明してしまうところでした。


このようにX線の微妙な入射角度の違いだけでも骨折の存在が全く分からなくなることがあります。卒後10年もしてくると自分の読影能力を過信してしまいがちです。


しかし、実際にはいくら読影能力が向上しても100%間違いの無い画像診断を行うことは不可能だと思います。このあたりは初心に帰って、謙虚な気持ちで診察に臨むべきだと思いました。




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画像診断でのダブルチェックは大切

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今日の午前は外来でした。
週明けは外来も混んでいるし、病棟業務も多くてバタバタしています。


今日の予約患者さんの中に腰部脊柱管狭窄症の方が居ました。前回診察時に腰椎MRIの予約を入れており、本日はその結果説明のために来院されました。


MRIの所見は、L3/4で中等度の狭窄を認めるのみだったので、まずはオパルモン処方を開始しました。実は、この方のMRI施行日は、私の別の外来日でした。


患者さんサイドから見ると、別の日にMRIの結果を聞きに来るのは二度手間なので、できればMRI施行日に再診して結果説明を聞きたいところだと思います。


しかし、私はMRIを施行した日に診察予約をすることはありません。何故なら、MRIを施行した当日では放射線科医師による読影が間に合わないからです。


もちろん脊椎や関節MRIの読影能力では、放射線科医師に負けません。しかし、画像診断には見落としが付き物なので、2名の医師によるダブルチェックが欠かせないと考えているのです。


また、脊椎などでは、腹腔内臓器や後腹膜腔が画像に含まれているため、これらの部位の疾患をチェックしてもらうためにも、放射線科医師の読影は必須だと思っています。


ちなみに今日の方は棘突起横に大きな脂肪腫がありましたが、放射線科医師は見落としていた(故意に無視していた?)ようです。画像診断でのダブルチェックは大切ですね。



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自治医科大学准教授の星地先生の経験・知識を余すところなく収めたサブテキストです。定番と言われている教科書に記載されている内容は素直に信じてしまいがちですが、実臨床との”ズレ”を感じることがときどきあります。このような臨床家として感じる、「一体何が重要なのか」「何がわかっていないのか」「ツボは何なのか」を自らの経験に基づいて完結に述べられています。




                     


                  
Critical thinking脊椎外科



                        

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