表題違いで恐縮ですが、ケアネットの連載企画【医師のためのお金の話】第5回が本日アップされました。お題は、インデックス投資で果実を得る方法 です。



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第1~3回は資産形成の総論、第4回は株式投資の話でした。今回は、インデックス投資のピットフォールです。1分ほどで読了可能なので、是非ケアネットを訪問してくださいね。



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さて本題ですが、ケアネット・キャリアで興味深いメールが届きました。医師専門コンサルタントが語る-勤務医で年収2500万円を稼ぐ方法とは? です。




「高額な年収が提示されている求人には、必ず理由がある」 これまで多くの医師の転職を支援してきたコンサルタントは、 単純な提示額でなく「年収がどう決まるか」に注目します。


  1. 需給バランスから医師がより求められている領域 
  2. 診療報酬上優遇されやすい領域 
  3. 診療やコミュニケーションなどのスキル


このような条件から年収は変わってくるため、 高額年収の背景まで理解した上で、 納得できる転職先を探すことが重要になります。





当たり前なのですが、結果をから考察する手法は医師の転職でも有用だと思います。自分の市場価値や年収が決まる理屈を知らずに、ひたすら好条件を!では結果が出ません。


さて、①③は普通の転職市場でも当たり前のことですが、②は医療業界独特の条件です。診療報酬は国の政策方針で決定されるので、国の意図通りに動けば高収入を得やすいです。


ただ、医師専門コンサルタントの仕事は、病院と医師とのマッチングなので、転職が終了した時点で終わります。極論すれば、それ以降の医師の人生は知ったことではありません。


何が言いたいのかというと、②に関しては国の政策方針が変更になれば、梯子を外される可能性が高いということです。


現在、医療業界で最も「熱い」領域は在宅医療です。在宅医療の診療報酬は非常に優遇されており、病院から在宅へ!という国の政策方針が如実に表れています。


そして、現時点では在宅へ参入する医師の数が限られているため、在宅医療医の年収は高騰しています。ただ、この状況が未来永劫続くわけではありません。


国が望む結果が得られると、診療報酬の優遇処置は撤廃されて、梯子を外されてしまいます。このため、転職を志向する医師は、優遇が撤廃された後を考える必要があります。


この場合、自分の年齢やスキルと相談です。年齢がそこそこ上であるなら、診療報酬の優遇が続いている間に稼ぎまくるという選択肢があります。


一方、比較的若年(30歳台以下)であれば、医師人生は長いので、診療報酬の優遇に基づく高年収領域に全てを賭けるのは危険だと言えます。






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