先日の外来で、60歳台の男性が右肩痛で初診されました。診察したところ、普通に肩関節周囲炎のようです。1週間前の発症なのでどんな治療法も選択できそうです。
治療方針として、
- まずは消炎鎮痛剤で経過観察する
- 肩峰下滑液包注射を施行する
治療方針の説明をし終わったあと、返答を訊こうと身構えていましたが、一向に答える素振りを見せません。おかしいな???インテリジェンスは低くなさそうなのですが...。
何度かうながして、ようやく消炎鎮痛剤で様子をみるという返答を得ました。診察終了後に外で次回受診等の説明をした看護師さんが「あの人は耳が悪いみたいです」と...。
えっ、そうなんだ...60歳台なので耳が悪い可能性を完全に失念していました。これが70歳台後半以降であれば、すぐにピンと来るはずです。
60歳台と言っても、見た目にそれなりのインテリジェンスがありそうな患者さんの反応がイマイチであれば、難聴の可能性があります。注意しなければいけませんね。









