昨日は金融資産投資の話題でしたが、すこしだけ追記します。
資産形成では常に自分を「少数派」にすることが勝つ秘訣だと述べました。
そしてこれは金融資産形成のみに限らず、不動産投資でも同様です。つまり現在のように誰もが不動産市場に参入している時期に「勝てる」確率は相当低いと認識するべきでしょう。
さて、今日は私にとって目下の課題であるゲストハウス運営についての報告です。今週からリスティングを開始しましたが、予想ほど甘い市場ではありませんでした(苦笑)。
リスティングすればバンバン予約が入るだろうと思ったのはとんだ思い違いだったのです。リスティング開始後数時間で1泊65000円×2日の予約を獲得しました。
しかし、その後が続きません・・・。そして、今回入れ食いと勘違いしたお客さんも中国の清明節に重なっていただけという完全なビギナーズラックでした。
開始後2日しても反応が無いので、もう一度市場調査を行いました。すると、私がターゲットにしている層(大人数のグループ客や大家族)でも、私のゲストハウスは優位ではなかったのです。
Booking.comやExpediaなどの順法性の高いOTAではそれなりに優位ですが、グレーなAirbnbにおいては全く優位性がありません。検索してもハネムーン期間中(※)なのにヒットしないのです。
※ リスティング開始から3週間はハネムーン期間と呼ばれ、SEO無しでも上位表示されます。
競合する条件の施設をみると、私のゲストハウス以上の好条件の施設が目白押しです。???と思って詳細に調べると、旅館業法完全無視の無法地帯が広がっていました・・・
う~ん旅館業法遵守の施設では、かれらのような民泊には到底かないません。これは旅館・ホテル業界が目くじら立てるのも頷けます。ちょっとやり過ぎな施設が多すぎるのです。
確かに規制がキツ過ぎるのも問題ですが、野放しでは相当やんちゃな人が続出するようです。やはりある程度は規制がある方が良いのかもしれません。
あと、一旦ゲストハウスオーナーになって遵法サイドに立つと、途端に私も既得権益者になって述べる意見が180度変わることも我ながら興味深かったです(笑)。
さて、ゲストハウスオペレーションの気付きですが、不動産賃貸経営よりもダイレクトに市況を感じることが重要です。価格を妥当な線まで下げると面白いように予約が埋まります。
不動産賃貸業では家賃を下げても反応が返ってくるまで数日~数週間のタイムラグがありますが、OTAでは数時間単位で反応があることが多いです。
そして、Airbnbに関しては既に市場が供給過多になっている印象です。1年前とは完全に需給関係が異なっています。Airbnb内のSEO対策を相当がんばらなければ勝てなくなっているのです。
Airbnbの相互レビュー制は魅力ですが、OTAと比べて市場規模が小さいのに参入障壁が低く(無く)競争が激化しているので、そろそろ撤退する時期を模索する段階かもしれません。
結局、昨日と同じ結論なのですが、資産形成では常に自分を「少数派」にすることが勝つ秘訣なのでしょう。少なくとも、Airbnbのように猫も杓子も参入する市場に旨味は無いと思います。
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