円安の流れが続いています。2014年上半期は、海外からの配当などの所得収支も含めた経常収支までもが約7400億円の巨額赤字でした。これは高度経済成長期以降は無かった現象です。
外国為替相場は変動相場制に移行して以来、ずっと円高の流れでした。しかし、昨今の円安の流れは、歴史的にみても大きな転換点を迎えている可能性があります。
本当に為替相場の流れが円安にパラダイムシフトしたのであれば、どのようにして円売り外貨買いを敢行するべきなのでしょうか?今日はこの話題についての私見を述べてみたいと思います。
まず、現時点で日本国内から簡単・安全に外貨資産に投資する手段としては大きく分けて下記の手段があります。 投資信託は手数料の高さからメリットが小さいため除外しています。
1. FX
2. 現物の外貨(外貨預金)
3. 東証に上場している海外株式のETF
4. ゴールド(金)の現物もしくはETF
円安の流れに乗るために最も手っ取り早いのは①のFXであることは論を待ちません。感覚的にストレートに外貨に投資できるメリットと、少ない資金で投資できることが魅力です。
しかし、一本調子に相場が一方向に動くことはあり得ないので、その揺り戻しの際に巨額のポジションをハイレバレッジで張っていると市場からの退場を余儀なくされます。
また、2000年台半ばまでは円と外貨の金利差が大きかったので、スワップポイントを得ることができましたが、今では外貨も金利が低いのでさほど大きなスワップポイントが付きません。
キャピタルゲイン以外の出口として、外貨を現受けして海外に送金して株式を購入する選択肢もありますが、東証に多数の海外株式ETFが上場している現在ではメリットが小さいです。
このため、FXへの投資(投機?)は、純粋にキャピタルゲイン狙いとなります。 このため、できるだけ少ない資金で大きなポジションを張ることが資金効率的には理想となります。
急激に為替相場が動いたときにでも機動的に資金を追加してロスカットを回避できる体制を維持できるのなら、少ない資金で円安の進行をヘッジできる有用な手段のひとつだと考えています。
外貨資産への最強の投資ツールは? につづく
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