整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

ETN

JGBSとJGBDが上場廃止!

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私は、毎月月末に金融資産の時価評価を算出しています。
2001年から続けているので、かれこれ15年間毎月続けている習慣です。


当初は金融資産のポートフォリオも非常にシンプルだったのですぐに終わりましたが、最近では種類が増えてきたので、1時間以上かかる作業になってしまいました。


毎月月末に算出した時価評価を眺めながら、市場動向やポートフォリオのチェックをしているのですが、先月末にはとても大きなサプライズがありました。


なんと、ショート型の日本国債ETNであるJGBSとJGBDが上場廃止になっていたのです!この2本のETNはNYSE Arcaに上場しており、手軽に日本国債下落リスクをヘッジできる手段でした。


日本国債下落を恐れる者の緊急避難先だったJGBSとJGBDが2016.9.19にひっそりと上場廃止になりました。しかもステークホルダーに何の連絡も無かったです・・・


履歴をみると、Issuerのドイツ銀行によって強制決済されていました。16.62 USD×400ユニットで購入していましたが、13.59 USDで決済されたので約1200 USDの損失です・・・


どうも、私は日本国債と相性が悪いようです。以前もCFDで日本国債先物を空売りしていましたが、ひまわり証券がCFDの取り扱いを中止したため損失を抱えたまま強制決済されました。


う~ん、日本銀行(Bank of Japan; BOJ)恐るべしです。リーマンショックで荒稼ぎしたヘッジファンドマネージャーであるカイル・バス氏も、日本国債空売りではBOJの力の前に屈しました。


日本という経済大国の中央銀行の力は侮れませんね。BOJは、従来の金融の世界の常識をことごとく覆していきます。ただ、いつまでもBOJだけで日本経済を支え切れるとは思えません。


いつの日にか、日本国債は暴落するはずです。そのXデーが到来した時に、私たちのような庶民が唯一(?)乗ることができる救命ボートがJGBSとJGBDでした。


その救命ボートが、日本国債暴落の遥か前に沈没してしまうとは・・・。しばらくは大丈夫そうですが、日本国債の雲行きが怪しくなってきたときの対策を再考する必要がでてきました。


日本国債暴落の際には、通貨(円)と日本株式も暴落するトリプル安となります。もちろん不動産も暴落するでしょう。日本国内で、資産の安全な避難場所を思い浮かべることができません。


う~ん、やはり基本に戻ってUSDおよび米国債で、Xデーに挑むことが王道でしょうか??? またゼロから計画の練り直しですね。




★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。



生物学的製剤の選択方法

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生物学的製剤は現在、国内では下記の6剤が使用可能です。


レミケード ⇒ インフリキシマブ(INF)
エンブレル ⇒ エタネルセプト(ETN)
ヒュミラ ⇒ アダリムマブ(ADA)
アクテムラ ⇒ トシリズマブ(TCZ)
オレンシア ⇒ アバタセプト(ABA)
シンポニー ⇒ ゴリムマブ(GLM)



2012のACR recommendations では、第一選択で抗TNF-α製剤を選択するという項目が外れました(正確には、”抗TNF-α製剤または非抗TNF-α製剤”という表現)。
このため、以前よりも生物学的製剤選択の際に、自由度が増しました。


基本はINFやETNですが、患者さんのライフスタイルによってフレキシブルな選択をします。
例えば、仕事が忙しくて4週毎きっちりとは受診できない方には、ADAなどの皮下注製剤を選択します。


来年にも新たな抗TNF-α製剤が国内で発売される予定です。現在は、過渡期なので各専門医がさまざまな方法を試みているのが実情のようです。
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