Medical Tribuneにちょっとびっくりした記事がありました。小児科受診は何歳まで? です。医療における小児の定義は何歳までなのかという疑問に答える研究です。
この研究自体は、多くの国で理想とされる19歳に届いておらず、世界的に思春期層の医療需要に応えられていないという実態が明らかになったとのことで有意義だと思います。
しかし、私がびっくりしたのは、この研究の内容や結果ではありません。この研究が掲載されたのが、なんと Lancetなのです!
この研究は、世界中の小児科医に電子メールで調査への参加を呼びかけ、115カ国の1,372人から回答を得たそうです。つまり、小児科医のリストがあればできてしまう研究です。
もちろん、リストを作成するのは結構大変でしょうが、こんなお手軽(?)な研究で天下の Lancetにアクセプトされるとは驚きです。
潜在的ニーズとアイデア勝負で Lancetにアクセプトされることに驚いたとともに、このようなニッチ分野を攻めるという手もあることに感心しました。
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